for Healthcare
LLMを活用した既知の因果関係の抽出と活用ができる新機能「CKE-LLM (因果知識抽出LLM) 」 及びデータソースとしてのMSDマニュアルご利用に関しては、個別にお問い合わせください。
ABOUT
ヘルスケア・イノベーションを加速する
コーザルAIプラットフォーム
ライフスタイルの多様化だけでなく、パンデミックなど健康リスクの多様化も進んでいるこの時代、 私たちヴェルトは、日々産み出される様々なライフログに、 関心や目標の違う一人一人の生活を良い方向へ変えていく大きなヒントが隠されていると考えています。 私たちは、リアルな世界で産み出されるデータの活用法を革新し、 一人に寄り添った「パーソナライズされたウェルネスの実現」、 健康で活躍できる時間を増やし医療資源の効率化につながる「キュアからケアへの予防シフト」、 ケア中心の時代だからこそ必要とされる「多彩な産業のヘルスケア・イノベーションのサポート」の三つを追求します。
パーソナライズされた
ウェルネスの実現
“キュアからケアへ”
予防シフトを加速
多彩な産業のヘルスケア
イノベーションをサポート
コンセプト
ヘルスケアとウェルネスのイノベーションを加速する
多様化が加速する時代、求められるのは一人一人に合った病気の予防と治療、 健康で活躍できる時間を増やす創意工夫です。 xCausal™︎ for ヘルスケアは、スマートフォンやIoTデバイスなどによって得られるライフログと、 検査や、その他社会活動で得られる様々なデータを合わせて、 イノベーションを加速する因果関係に基づいたコーザルAIプラットフォームです。
クロス・コーザルの用途例
プレシジョン・
ニュートリション
オンライン
診断・健康相談支援
治療・実験前の
研究開発DX
新たな
保険品商品開発
スマート健康空間
インクルーシブな
スマートシティ
データドリブンな
健康経営
個人最適な
コンディショニング
イノベーションの課題 :
データがあるだけでは不十分
ウェルネスやヘルスケアで事業を実施または計画している企業の役員・担当者200名を対象とした当社の調査では、 約9割の企業が、新商品・サービスなどの構想段階でテーマや仮説の設定に課題を感じていると回答しています。 そのうち6割が「手元にデータはあるが活用しきれていない」ことを、 約5割は「属人的な経験や勘に頼っている」ことを課題として認識しています。
ヘルスデータの2つの世界
患者・被験者としての私たちのデータは、診療・検査・研究のためのエビデンス用途として取得されます。 それらのデータは信頼度と精度が高く、医療や研究で利用される一方で、 年に数回など取得される頻度が少ないという特徴があります。 また企業にも同様に健康分野に役立てることのできる特定領域のデータが蓄積されています。 一方で、日常生活での私たちは、ウェアラブルやアプリなどを通じてライフログを毎日産み出しています。 欠けている事が多く、精度にばらつきはありますが、時系列あるいは高頻度で取得できるデータです。 現在データの精度・性質や扱いの違いからこの二種類のデータを同時に活用する場合、ハードルが高いのが実情です。
潜在的なヘルスケア・ニーズをデータから発見し仮想検証する
医療・研究分野で利用可能な間欠的で信頼度の高いデータと、 信頼度は劣るもののその間に何が起きたかのヒントを持つ日常のライフログデータは、 欠点を補えば相性の良い補完関係になります。ヴェルトは、データを整理・構造化し、 そのメカニズムと因果関係を探索することで、企業や機関が、新たな課題解決策の発見や、 仮説の仮想検証をアシストする仕組みを提供します。 治験や実験を実施する前に仮想検証プロセスを行えることが、 より効果的な実験計画の策定と実験結果につながると考えています。
サービス概要
アプリと連動して使えるからライフログ取得が簡単
クロス・コーザルは、スマートフォンのライフログから体調に関連した発見をするコンディショニングAIアプリyou’d™ 、またはそのアルゴリズムエンジンSmallytics™搭載のアプリを用い、 企業や医療機関にある同一ユーザーのデータを許諾を得た上で取得・連携して利用することが出来ます。 データは匿名化と統計化処理をした上で、ヴェルトのクラウド上のダッシュボードと因果モデルの構築を通じて利用します。 アプリと連携せずに、お手持ちのデータだけで利用することも可能です。
※ you'd™アプリを利用せずお客様のデータのみで利用することも可能になりました。
ご利用の際は、 問い合わせください。
you'd™または
Smallytics™ 搭載アプリ
データ連携・可視化・因果推論
サービスの仕組みとご利用の流れ
xCausal™︎ for Healthcare
クロス・コーザルを利用するには、まずWebで企業登録を行います。 アプリと連携してライフログを連携する場合、Webより個人コードを取得いただき、 自社のユーザーへ配布いただきます。 対象ユーザーはアプリ利用時に、割り当てられた個人コードをアプリに入力し、データ連携を承諾します。 承諾は、当社のパーソナルコンディショニングAIアプリyou’d™(ホワイトレーベルとしてもご提供可能)をダウンロードいただいた上で、 アプリ画面上から行なっていただけます。 その後、自社にあるデータをWebからアップロードし、個人コードで連携します。(個人情報はご提供いただかない仕組みです) データ連携後は、匿名化され統計化された状態でクロス・コーザル・サービスをご利用いただきます。 なお、アプリと連携せずに、お手持ちのデータをcsv形式でアップロードして利用することも可能です。 アプリ経由で利用可能なデータは、ユーザーのスマートフォン上のiOS™のヘルスケアや、 Android™版はGoogle Fitにあるヘルスデータ、および「you’d™」でユーザーが入力した体調、不調症状、習慣に関するデータです。
取得したデータから因果構造や因果効果を推定する
xCausal™︎ (クロス・コーザル)では、データから因果関係の構造を推定する因果探索機能が提供されています。 また既にわかっている因果関係の階層をやルールを事前設定(今後機能強化予定)したり 、推定された構造をマニュアルで修正することで、より信頼度の高い因果モデルの構築が可能です。 その上で、介入可能な変数に対して、仮想的に値を変えた場合に効果がどの程度あるのかをシミュレーションすることができます。 以下はシンプルな例です。「もし日々の歩行速度を速めたら睡眠効率はどのように変化するだろうか?」このような問いに、即座に予測を得ることが可能です。 xCausal™︎ (クロス・コーザル)では、構造的因果モデルに基づいて、 擬似相関のもととなる共通の原因(交絡因子)等の影響を自動的に調整し、計算結果を表示します。
例えば歩行速度を速めたら
睡眠効率はどのように変化するだろうか
仮想的に介入して効果を見る
データからの発見を支えるクイック・モデリング
多数のデータ項目から因果グラフの構造推定をすると、 組み合わせの増大によって長時間の計算処理が必要になります。 ヴェルトは自社開発の独自アルゴリズムSmallytcis™を活用することで、 因果性を考慮した関連性の強いデータ項目を事前に計算します。 その計算結果を活用して項目数を絞り込むことで、 関係性を見つけやすい因果グラフの生成をアシストします。 項目の入れ替えや介入がすぐに行えることで、試行を繰り返すことができ、 仮想的に今までになかった発見が行えます。
連携アプリについて
Smallytics™のOEM(SDK提供)と
ホワイトレーベル利用説明
既存のアプリに弊社のスマートフォン用のヘルスデータや解析アルゴリズムSmallytics™をSDKとしてお使いいただくことが可能です。 Smallytics™は、ヴェルトのクラウド側のAIと連携する構造となっており、 クラウドに蓄積された匿名化データ等から学習されたインテリジェンスをアプリ上のSmallytics™へ反映する仕組みを構築中です。 これによって継続的にインテリジェンスを向上させる仕組みをご提供します。
サービスメニュー
xCausal™︎ for Healthcare
xCausal™︎(クロス・コーザル)は、定型のスタンダード版のほか、カスタム対応も行っております。
xCausal™︎ for Healthcare
- 導入ワークショップ/コンサルティング
- CKE-LLM(因果知識抽出LLM)の利用
(MSDマニュアル利用含む) - 分析環境のカスタム対応
- 弊社による解析・レポート
- 専用AI環境によるプロジェクト利用
- データチェックツール(CSVチェッカー)
- 因果ルール設定機能
- ダッシュボード機能
- Smallyticsによるノードの推奨
- 因果探索機能(複数アルゴリズム利用可)
- 因果推論機能(構造的因果モデル)
- 離散値と連続値を混在利用
- 自然直接効果(NDE)自然間接効果(NIE)算出機能
- 頑健性評価
- 論文検索機能(ヘルスケア分野のみ)
- コンサルティング・パートナー
xCausal活用のコンサルティングの提供 - VAR(付加価値再販型)パートナー:
ユーザー企業様のサービスへの統合 - you’dアプリのカスタム利用
(ホワイトレーベル) - Smallytics™ SDKのアプリへの提供