コンセプト

ウェルネス・ヘルスケアのイノベーションを加速する

多様化が加速する時代、求められるのは一人一人に合った病気の予防と治療、 健康で活躍できる時間を増やす創意工夫です。 xCausal(クロス・コーザル) for Wellness & Healthcareは、 スマートフォンやIoTデバイスなどによって得られるライフログと、 検査や、その他社会活動で得られる様々なデータを合わせて、 イノベーションを加速するコーザルAIプラットフォームです。

クロス・コーザルの用途例

プレシジョン・
ニュートリション

オンライン
診断・健康相談支援

治療・実験前の
研究開発DX

新たな
保険品商品開発

For Wellness & Healthcare

スマート健康空間

インクルーシブな
スマートシティ

データドリブンな
健康経営

個人最適な
コンディショニング

潜在的なヘルスケア・ニーズをデータから発見し仮想検証する

医療・研究分野で利用可能な間欠的で信頼度の高いデータと、 信頼度は劣るもののその間に何が起きたかのヒントを持つ日常のライフログデータは、 欠点を補えば相性の良い補完関係になります。ヴェルトは、データを整理・構造化し、 そのメカニズムと因果関係を探索することで、企業や機関が、新たな課題解決策の発見や、 仮説の仮想検証をアシストする仕組みを提供します。 治験や実験を実施する前に仮想検証プロセスを行えることが、 より効果的な実験計画の策定と実験結果につながると考えています。

２つのアプローチによって実現

欠損も多く断片的になりがちな生活者のライフログを、 ユーザーの体調管理のために整理する技術が当社の持つSmallytics™テクノロジーです。 不調症状や体調改善に関係しそうな要因を表示します。 これら関係が整理されたデータを企業や機関が所持するデータと連携し、 イノベーションのために活用するためのプラットフォーム。 それがxCausalです。

サービスの仕組みとご利用の流れ

一般企業向け「ヘルスデータ・プラグイン」サービスの場合

クロス・コーザルを利用するには、まずWebで企業登録を行います。 アプリと連携してライフログを連携する場合、Webより個人コードを取得いただき、 自社のユーザーへ配布いただきます。 対象ユーザーはアプリ利用時に、割り当てられた個人コードをアプリに入力し、 データ連携を承諾します。 承諾は、当社のパーソナルコンディショニングAIアプリyou'd™(ホワイトレーベルとしてもご提供可能)をダウンロードいただいた上で、 アプリ画面上から行なっていただけます。 その後、自社にあるデータをWebからアップロードし、個人コードで連携します。(個人情報はご提供いただかない仕組みです) データ連携後は、匿名化され統計化された状態でクロス・コーザル・サービスをご利用いただきます。 なお、アプリと連携せずに 、お手持ちのデータをcsv形式でアップロードして利用することも可能です。 アプリ経由で利用可能なデータは、ユーザーのスマートフォン上のiOS™のヘルスケアや、 Android™版がリリースされた際はGoogle Fitにあるヘルスデータ、および「you'd™」でユーザーが入力した体調、不調症状、 習慣に関するデータです。ユーザー数が少ない項目に関しては、 人数とデータが十分に揃った段階で表示されます。

医師・医療機関向け「メディカル・アシスト」サービスの場合

「メディカル・アシスト」サービスは主に、オンライン健康相談やオンライン診療を想定したメニューです。 Web申込時に医師資格の確認をさせていただいた上で、ご利用いただけます。データ連携の流れは同じですが、 承諾を得る際に、ユーザー(患者)のヘルスデータや体調・不調症状を個別に開示することをアプリ上で承諾いただきます。 個人IDで検索することにより、そのユーザーのヘルスデータを確認することが可能です。 料金やご利用方法に関してはお問い合わせください。

データからの発見を支えるクイック・モデリング

多数のデータ項目から因果グラフの構造推定をすると、 組み合わせの増大によって長時間の計算処理が必要になります。 ヴェルトは自社開発の独自アルゴリズムSmallytcis™を活用することで、 因果性を考慮した関連性の強いデータ項目を事前に計算します。 その計算結果を活用して項目数を絞り込むことで、 関係性を見つけやすい因果グラフの生成をアシストします。 項目の入れ替えや介入がすぐに行えることで、試行を繰り返すことができ、 仮想的に今までになかった発見が行えます。

サービスメニュー

2つの基本サービスと
因果推論オプションサービスで構成

クロス・コーザルは、一般企業向けと医師・医療機関向けで利用形態の違う二つの基本サービスに、 因果推論サービスをオプションとして組み合わせて利用する形式になっています。 医師・医療機関向けのサービスでは、個別ユーザー(または患者)のヘルスデータを見られる仕組みとなっており、 医師資格の確認をさせていただいた上でのご利用となります。